non-programmers salesforce 小ネタブログ

Apexやvisualforceなどプログラミングの力を使わずにどこまでやれるか小ネタを投稿します。

コミュニティユーザがDataloaderを使う方法

コミュニティユーザにDataloaderを使わせたく、調べました。

マニュアルに書いてあるのですが、ここをピンポイントで説明したものがなかったので以下引用します。

https://resources.docs.salesforce.com/208/latest/ja-jp/sfdc/pdf/data_loader_impl.pdf

 

  • データローダバージョン 36.0 以降では、Salesforce Communities がサポートされています。Communities ユーザ は常にデータローダの OAuth オプションを指定してログインします。Communities OAuth を有効にするに は、ユーザが config.properties ファイルを次のように変更します。

    • –  次の行の太字部分をコミュニティのログイン URL に変更します。行の最後にスラッシュ (/) を追加しない でください。

      sfdc.oauth.Production.server=https\://login.salesforce.com 以下に例を示します。

    • –  次の行の太字部分をコミュニティのホスト名に変更します。 sfdc.oauth.Production.redirecturi=https\://login.salesforce.com/services/oauth2/success

      以下に例を示します。

      config.properties ファイルは、conf デフォルト設定ディレクトリにあり、次の場所にインストールさ れています。

    • –  MacOS: /Applications/Data\ Loader.app/Contents/Resources/conf/

    • –  Windows: 現在のユーザの場合は %LOCALAPPDATA%\salesforce.com\Data Loader\samples\conf\

      すべてのユーザの場合は C:\ProgramData\salesforce.com\Data Loader\samples\conf\

 

 

前提条件としてプロファイルで「APIを利用」にチェックが入っていることが必要です。

 

Dataloaderの設定ですがMacの場合、ApplicationのDataloaderファイルでパッケージの内容を表示をクリックします。

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ここのResource→conf→config.properityというファイルをテキストエディタなどで開きます。

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下の図の38、39行目にあるhttps〜をコミュニティのURLに変えれば良いんですね。

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ちゃんとコミュニティユーザの閲覧範囲どおりにしかレコードの作成や閲覧はできないので、制限をかけている限りは勝手に全データを書き換えるなんてことはできません。