プロセスビルダーで参照関係の子オブジェクトのレコードを一括変更する方法
久しぶりの更新になってしまいました。今日はライトに。
プロセスビルダーで参照関係のオブジェクトを更新することができますが、子オブジェクトの更新の仕方の設定がよくわからないという話をよく聞きます。これは、salesforceのセミナーなどで、取引先の住所が更新されると取引先責任者の住所もすべて置き換えられる、というテーマで行われていたりと割とメジャーなのですが、カスタムオブジェクトまで話が行かないケースも多いので、改めてまとめます。
例えば取引先と参照関係になっているカスタムオブジェクトがあって、そのレコードの項目を一括変更したいという要件です。プロセスビルダーの使い方は省略させていただきますが、肝心なところはここです。アクション種別でレコード更新を選択し、レコードタイプを選ぶ欄が出てくるのですが、これがややこしい。実際は更新したい連携関係にあるオブジェクトを選ぶのです。
しかし、選択欄にオブジェクト名は出てきません。実は参照関係のレコードがここで見えています。
実はこれです。子オブジェクト側で取引先と参照関係を作るときに子リレーション名を決めますが、これがプロセスビルダーで設定するときに影響するのです。そのため、上の画像ではaccountKz9Y__rとなっているのが、更新したい参照関係のオブジェクトとなります。これを選択します。
ここでオブジェクトの選択が完了すると、あとは子オブジェクトの条件に応じてどの項目を更新するかを決めることができます。すべて更新だけでなく、該当する一部のレコードだけ更新することもできるんですね。
とりあえずtwitterのアカウントを作りました。